2025/10/15 (水)~

イザベル&エマ 二人展

10月15日(水)~10月23日(木)
■休廊日10月19日(日)
12:00~19:00
 土曜・最終日12:00~17:00

フランス在住の日本人陶芸家・ えまと、フランス人アーティスト ・イザベルは、これまでパリでたびたび共同で展示を行ってきました。このたび初めて、日本で、それも大阪で二人展をいたします。
私たちは長年にわたりパリで、絞りや陶芸を通して互いの文化を探り合いながら、芸術的な交流を続けてきました。
大阪では、その10年に渡る共同展示を祝うとともに、一つの文化からもう一つの文化へとつながる、目には見えない絆を創りたいと思います。本展を企画してくださった柳田香織さんとともに、一日限りですが茶会を開き、心温まるひとときを分かち合いたいと思います。

イザベル・ドゥ・メゾンヌーヴ(テキスタイル・アーティスト)
私は、ほとんど見えなくなっても漂い続ける光、その儚い移ろいを表現したいと思います。旅の間に出会うシンプルな素材や、消えてしまいそうな儚いマチエールに惹かれます。染色や素材の操作、顔料を用い、日本で学んだ絞りの技法も取り入れています。布を縛ることは、まるで一瞬を束ね、記憶を留めることのようです。糸をほどいた時、色が繊維の中を巡る動きが現れます。素材と私の手の間に対話が生まれるのです。伝統の所作を現代の創造に結びつける。いにしえの手の動きは、私たちの中に刻まれた記憶のようでもあります。

ジラルドえま(陶芸)
縄文時代からある紐づくり技法は、 土の鼓動を一番感じさせられるテクニックです。制作過程で、積みあがっていくマチエールの動きを、記憶としてオブジェに表現できるような気がします。フランスで使用している土に日本の砂を混ぜ合わせることで、日本とヨーロッパの2つの文化の出会いを作品に表現できたらと思っています。赤土、黒土、半磁器などに日本の砂(津の海岸の砂や鎌倉の海岸の砂、旅先で集めた砂など)や、富士山の溶岩を粉砕したものを加え、器やオブジェに使用しています。灰や鉱物を使い、象嵌や化粧土を引き立たせる釉薬の研究をしています。