2009/03/23 (月)~
■3月23日(月)~3月31日(火)
■休廊日3月29日(日)
■13:00~19:00
土曜・最終日13:00~17:00
陶楽窯は、三島の技法を他に類をみない繊細な文様と、気品を備えた色合いが特徴の「京三島」として、京焼の中で独自に発展させ、確立しました。陶楽は、匠の技と精神を窯の伝統として受け継ぎ、今日さらに繊細で優雅なうつわ創りを邁進すると共に、独自の遊び心をもった「遊雅(ゆうが)なうつわ」としてお楽しみいただきたいと、現代のライフスタイルに合わせ、独自のスタイルや、新しい使い方をもった焼物の創作をしています。
陶楽のうつわは、一器多様。お使いいただく方それぞれの暮らしに、うるおいをもたらすものでありたいと願っています。
今回のテーマは「南からの風」。
南方から渡来した、素朴な感覚を京三島に表現しました。いつもとは一味違った陶楽の器をお楽しみください。(森里、談)
森里陶楽(森里秀夫)
京都生まれ。京都市在住。京都市立日吉ヶ丘高校美術コース日本画科卒を経て京都府陶工専修訓練校卒業。手塚玉堂氏に師事のあと、二代目陶楽に師事、作陶活動に入る。平成8年に三代目「陶楽」を襲名。京焼・清水焼展の通産大臣賞をはじめ、全国伝統工芸品公募展の日本商工会議所会頭賞など受賞。全国の百貨店などで個展開催。伝統工芸士。