2010/06/28 (月)~

フジモト芽子作品展「Longa longa vivo」

6月28日(月)~7月6日(火)
■休廊日7月4日(日)
12:00~19:00
 土曜・最終日12:00~17:00

いつの頃からか描きはじめた名前もないキャラクター。最初は手紙の最後に小さく小さく描いていたようなものでした。そして、もうひとついつの頃からか好きだったステンドグラスの色彩。今回はこのふたつをペン画と紙のコラージュでひとつにした作品を展示いたします。インチサイズの額から四ッ切サイズくらいまで、15~20点を予定しています。久しぶりに降りた小さい頃すごした町の駅で、当時と同じ松林と海の風景のステンドグラスを見ました。すっかり忘れていたけれど、電車を待ちながらよく見上げていたのでした。その頃に見たものや見たつもりのものを今描こうとしているのかもしれないなと思いました。あわせて、PHP増刊号に連載中のイラストと小さな詩の原画を展示いたします。8~10点を予定しています。(フジモト、談)

フジモト芽子
大阪府堺市生まれ。甲南女子大学文学部卒業。4才のころに見たブルーナさんの絵本でグラフィックらしきものに興味をもつ。色の組み合わせや紙を切ったり貼ったり、当時とあまり変わらぬ図画工作の延長で創作家としての活動を開始。雑貨屋・小物デザインの仕事を経て現在に至る。個展・グループ展など多数開催。ライフワークは小さいころ何度も夢で見た大きな岩の島の風景を創作しながら思い出し表現すること。何かわからないけど自分のカギがそこにあるように思います。

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